紅葉見物
11月23日(水)祭日
新嘗祭・勤労感謝の日・結婚記念日
なので 久しく二人で 遠くへ行ってみたく 候。
今年は佐賀県、神埼市にある「九年庵(くねんあん)」の紅葉です。
九年庵は 佐賀の実業家・伊丹弥太郎が 明治25年に建てた別荘に
9年の歳月をかけて築いた6,800㎡の庭園。
特別公開の日 ということで 長蛇の列 なかなか前に進めません。
茅葺屋根はとても風情があります。
開け放された邸宅内は 外からのみ見る 事ができます。
山あいの 深い木立 周辺の景観とよく調和し、
はるかに筑紫野と有明海が 眺望できる
素晴らしい借景庭園でもあります。
清水の滝
佐賀、小城市にある清水川 その上流にあります。
高さ(落差)75m 幅13メートル
清流が垂直に流れ落ちて 豪快な滝です。
ここでは毎年、11月に9日間、「清水竹灯り」が開催されています。
約1万個の竹灯籠を設置 夕方に ローソクが灯されると
このパワースポットは更に幽玄さを増していきます。
滝の名水に さらした鯉を 料理する店が 軒を連ねています。
11月24日(木)
朝1番のニュースは 東京の街に初雪! 11月に降るのは54年ぶりという。
ここ佐賀は 紺碧の空 観光日和 ひんやり10℃
朝 武雄温泉 部屋のカーテンを開けると おや あれは?
御船山楽園
武雄(たけお)市・御船山(みふねやま)を背景に15万坪ものスケールで広がる名苑。
弘化2年(1845年)武雄領主の鍋島茂義が3年の歳月をかけて完成させた。
園内に大きな瓢箪池があり回遊式に散策が楽しめます。
樹齢170年の 大もみじ
有田焼
泉山(いずみやま)弁財天の境内にある 大イチョウは
樹齢1000年 高さ約40m 根回り11.6m
国の天然記念物になっています。
環境芸術の森
唐津市巌木町平之という人里離れた山、 荒廃の山を
昔の森に取り戻す・昔の川をとりもどす・昔の海を取り戻す
そんな思いを35年かけて、「紅葉の美しい森」にした人がいます。
今年81歳、穏やかな雰囲気の造園家でした。
2・3日前までは 燃えるような紅葉だったそうですが
急に寒くなってきて モミジもイチョウも葉を落としてしまった跡でした。
西渓公園
元は 多久家の家老屋敷跡
多久出身の炭鉱王・高取伊好(実業家・炭鉱技術者)が巨額の私財を投じて
整備 建設し、当時の多久村に寄付したんだそうです。
公園に入って行くと 高取伊好(雅号が西渓:せいけい)の銅像が目に入ります。
ここのモミジも もう落葉樹 でした。
大興善寺(だいこうぜんじ)
養老元年(717年)、行基が開山した天台宗のお寺
奈良時代の古より1300年
春はツツジ、秋は紅葉
山寺のたたずまい
観音様の大慈の御心
自然調和
この寺の境内は広大な森林の山の中
登っていくほどに清々しい気持ちになります。
柿の葉が感動するくらいな赤 グラデーション
佐賀県といえば 有田焼とムツゴロウ、これくらいしか頭になかったのですが
歴史 文化 自然が 豊かに生かされている事に 感慨を深くしてきました。
春の躑躅の頃も いいだろうねぇ。
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