久留米美術館へ
2月の失敗を取り戻すべき、久留米市への旅を 再アタックしました。
こんどは 飛行機ではなくJRを利用することに。
(ジパング割が利くし 久留米駅には新幹線「さくら」が停車するし
両方の 空港間バスのことを考えたら 所要時間はそう変わらなーい と気付きました)
3月16日(木)
朝 6:07 JR金沢発 特急サンダーバード
9:18 JR新大阪発 新幹線さくら(鹿児島行き)
12:13 JR久留米着の はずが
(この日、新幹線途中で 飛来物が付着 除去のため1時間も 停車するというアクシデントが
ありました。前後に「のぞみ」「ひかり」が 停車しています との事 えーっ)
これって 大勢の乗客には予定が狂って しまいかねない事態なんだけど、
ブーイングは一つも聞かれず 静かなものでしたね。みんな 自然災害と諦めているんだね。
車掌は「ご迷惑をおかけしています お詫びいたします」を繰り返しアナウンスして ましたが。
で 私の予定も 1時間のロス。
さてと 路線バスの乗り場に行き 目的の行先を定め 並ぶ。
久留米「百年公園」
中をずっと歩いていくと「筑後川」に出るんです。
筑後川は 熊本・大分・福岡・佐賀の4県を流れる九州最大の一級河川。
阿蘇山を水源として 九州北部を東から西に流れ 有明海に注いでいる。
久留米市内「宮ノ陣橋」から下流側に 西鉄大牟田線の鉄橋があり
電車が走っていきました
ここから 戻って「久留米美術館」へ行きます。
リュックとカメラで 30分も歩けば 肩が痛くなり 結構疲れる。
バスかタクシーが来ないかと 振り向いては止まり 結局は また30分は歩きましたー。
久留米美術館は
石橋美術館(ブリジストン創業者石橋正二郎が故郷に建設・寄付した)で、
昨年11月に 名称が変更 されています。
2月4日~3月20日まで「生誕140年 吉田博展」が 開催されているので 観たかったのです。
広い敷地には 庭園や池 文化センターがあります。
特に水彩画に魅せられました。
明治・大正・昭和の3代にわたり世界のあちこちの風景画を…そのバイタリティーにも驚嘆します。
庭園には これは桃の花でしょうか
ギョッ 鯉! でっかかったー 池の主?
美術館を出てバス通りに出る。
時間が気になり 先に来た路線バスに飛び乗る。
バスの中で 話しかけてくれた人があり、 JR御井駅から乗って吉井駅で降りればいい と。
JR久大本線「吉井駅」に降り立ちました。
吉井町は 吉田博画伯の出身地、であることを後で知りました。
その後 東京に移り、アメリカ デトロイトの美術館で認められて世に・・・。
今 通りの商店街では「お雛さま めぐり」が開催されています。
江戸時代、豊後街道の宿場町として栄えた筑後吉井は
国道210号線に沿って 白壁のふるい街並み、 各々商店には その店独自の趣ある
お雛さまが展示されています。
駅の待合室にも「お雛さま」めぐりを宣伝してありました
今日の宿は 原鶴温泉(筑後川を渡った朝倉市 杷木志波という静かな地域 )。
湧出量が豊かで (弱)アルカリ性・(単純)硫黄泉の
W美肌の湯と呼ばれて 肌ツルツル スベスベに そんな感じが ほんとうでした。
3月17日(金)
6時 朝風呂に浸かり、身支度を整え チエックアウトを 早めに済ませておき、
そこに リュックを預けておき、 ゆっくり朝食を摂る。
10:00出発の 駅まで送迎サービス をお願いして
周辺の散策に出かける。
中央橋
下は筑後川の支流みたいだけど 水は流れておらず きれいな砂地に 整頓されている
ありました! ひたすら目指した 菜の花畑
この地域出身の 15代横綱 梅ケ谷 藤次郎(初代)
明治の頃の有名な力士でした。
筑後川に出て見る。ここは久留米からは 上流になります。
遠回りして 旅館に戻り、 吉井駅に送ってもらいます。
JR久大本線 吉井駅ホームの階段上り 反対車線ホームに下ります
久留米行き(赤い電車・車内もきれい)に乗りました
そして 2つ目の駅、草野駅は いまは無人駅なので
運転手さんに切符を渡し 降りなければならないのです。
駅舎の中は イベントができるようになっています。
草野町は
その昔 中世の豪族、草野氏が建てた発心城の 城下町として栄えたそうです。
そして今は
その歴史を見つめてきた椿の古木に 無数の花が咲き乱れる とっておきの
久留米市草野町なのです。
駅前から歩いて10分 と言われたが どうしてどうして。
見応えのある 椿が 沿道の家々に咲いているものだから つい横道に入ったりして
またまた30ぷんは歩いたわっ。
「久留米つばき館」にやっと着きました。
「世界の椿館」は温室のなかでした。そこはサッと見て出る。
裏手に上がった場所に すばらしい 椿の古木・大木がありました。
ハッとするような 美しい花を咲かせていました。
太郎冠者
天倫寺月光
御所桜
絞笑顔
白侘助
「正義」:まさよし
八重レンゲ咲き性大輪です
久留米つばきの代表的な品種で、
1830年にシーボルト博士がヨーロッパに持ち帰り
「ドンケラリー」の名前で世界に広まったといわれいる
月の輪
セッコウツバキ
もう一つの見どころ「久留米つばき園」へ行きます。
途中の小径にも いろんな椿が植えられてあり 好き者には 飽きがこないのです。
「つばき園」には 椿のゾーンだけでも4つあり、奥の方には庭園などが設備されている。
この椿
樹齢50年の「正義」です
椿のゾーンに 入っていきます。
福娘
絞蝋月
ヤブツバキ
太郎冠者
小夜侘助
園を出がけに この色に遭遇 「おお ウツクシーい!」
君の名は 「青い珊瑚礁」 でした
セッコウツバキの大木
1泊2日の のどかな筑後平野
こんなコミュニティでシンプルライフ( ^ω^)・・・ 出来たら、 いいかなぁと想います。
スポンサーサイト