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能登キリシマツツジ

【能登キリシマツツジ】を知ったのは3年ほど前になるかなぁ と思います 。
能登半島は、キリシマツツジの古木群として日本一(≒世界一)の分布を誇る そうです。
開花時期は4月下旬~5月中旬。花の見ごろは7~10日間程度 と短い。
満開になると遠くからでもわかる 深紅色の花びらが 葉が見えなくなるほど密集して咲く。
この時期、「オープンガーデン」として お庭を公開しているのは ほとんどが個人のお宅
なので、お作法を守って 迷惑にならないように 見せていただく ということであります。

5月14日(日)
金沢駅で七尾までの往復切符を求め、予定より一つ早い電車に乗りました。余裕です。
七尾駅で「のと鉄道・里山里海号」乗り換えに1時間10分、待ち時間があるので 駅の案内人に
尋ねると「一本杉通りの 花嫁のれん、今日までの公開展示だから 行ってらっしゃい」と。
ずっと以前にツアーで来て観たことはあるけど 目の保養にと いってみることにしました。




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綺麗 豪華で ため息が出ました。



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七尾駅に戻ってくると オッ 「花嫁のれん号」 到着です


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 12:38発 のと鉄道 観光列車(要予約)に乗ります


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里海号 車内は青色で統一、木の部分は石川県の県木 アデの木を使用 その装飾も素晴らしいです。

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車窓から、海のこちら側は 田植えの最中です 田鶴浜

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寿司御膳、 和倉温泉の寿司屋さんのもの 美味しかったです。



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中島駅に10分間停車、鉄道郵便車「オユ10 2565」車内が見物できます


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車内はこのようになっています。
鉄道郵便車は、昭和32年~46年まで 72両が製造された郵便客車です。
北海道から九州まで全国各地の郵便物を車内で仕分けしながら走った車両。
昭和61年に廃止になりましたが、現在は2両のみ保存されているのです。
ここ中島駅と もう1つは「オユ10 2555」中央郵政研究センターに。



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出発時間まぎわに 駅舎の中を覗いてみました。
仲代達也さんの「無名塾」を応援するグッズがいっぱいあります。
「能登演劇堂」は直通バスで来たことあるけど、のと鉄道 風情あり。


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風光明媚な七尾湾の沿岸を走っていきます


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遠く 「能登島」に架かる 「ツインブリッジ」 が見られます


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鹿島神社・海に浮かぶ鎮守の森は絶好のシャッタースポットとか。


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根木の「ボラ待ちやぐら」が見えてきました

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車内の照明が消えて真っ暗闇に トンネル内に このイルミネーション仕掛け!


短いトンネルを抜けると すぐに穴水駅(終着駅)です

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遠藤関のお迎え 
駅前には相撲の幟がずらっとはためいていました。
そうだった。穴水町は遠藤関の出身地でした。

宿に着く前に 2か所 行きたいところあり。しかし 
歩いて回るには ちょっと 荷もつが重い。で
ドライバーに交渉 ¥2.000でいいよ( ^ω^)
来迎寺・明楽寺・潮騒の道へと 周ってもらいます。


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先ずは「来迎寺」ここの菊桜、根元の樹齢は730年 
現在の枝は3代目で250年といいます。
1つの花に300枚以上の花びらが付く(山桜系)だそうです。
本日は もう 葉桜でございましたぁ

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嵯峨天皇御親筆勅額
勅定山 来迎寺
奥様が寺院内の戸を あちこち開けてくださいました。


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真言宗の古刹である。1186年に本堂を再建、本尊阿弥陀如来像をお祀りしてあります。


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本堂右手上に観音堂があります。


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おや?この扁額、 平成7年とあるから
石川県知事になられた翌年に書されたのかなぁ



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明楽寺の能登キリシマツツジです・見頃は1週間ほど前 だったようだ。


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躑躅の下に、なんとまぁ深い色した蓮の葉!  目 奪われる


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「キャッスル真名井」 ロビーから穴水湾 眺望できるんだぁ・・・

チェックイン済ませ 
眼下に位置する「潮騒の道」に行ってみます。



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途中、この藤のムラサキが べっぴんだったね



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「潮騒の道」 ここから 入って行きます



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湾だから 海は波もなく とても穏やか 気持ちのいいところです。



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潮騒の道 まだまだ続きますが 左頭上にゆくことにする。
 山の道に分け登ります。真名井に戻る近道 だと考えて。


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ここまで上がってきて、ちょっと心細くなってきました。


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陽が下からさしていて 更に・・・


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健康の道? さらに・・・



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これなんだろう ここの灯台?

やっと この山の上に着いてホッとしました


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部屋に帰って穴水湾を。夕日が落ちていく方向は 輪島のあたり?

5月15日(月)
朝6時、ホテル客用の小浴場は 見晴らしも良く きれいで落ち着きました。
レストランもまた 穴水湾を眼下に、新鮮な食材 丁寧に料理された和食で
ここは親しい人にお勧めできるところだと思いました。


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この旅の目的地、 「萬年寺」(ばんねんじ)へ向かいます。
バス停「城山住宅前」を目指すも
途中で山道が3つに分かれていて そこで迷っていたら 結果 
乗り遅れて 次は1時間20分後、しまったー。

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役場の横を流れて穴水湾にそそぐ 小又川 長谷部橋から




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支流が合流して眞名井川に、 この三角州にあるのが「法性寺」。 城山橋から

宇出津駅前ゆきの路線バスに乗ります
 「鵜川」で降りればいいというので慌てて そこで降りましたが
「七見」のバス停は その2つ後にあるのだ!
スマホで位置検索すると「萬年寺」ここからそう遠くはないので
広い山道(国道249)を汗かきながらテクテク上っていきます。


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山の藤も あちこちで沢山 花をつけている


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右に下っていく小路があり 海が見える、行ってみよう


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綺麗な 静かな海です


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手前の看板に 英語表記もしてあります。
16th Sumo GRANDCHAMPION
ŌNOMATSU-MIDORINOSUKE,
monument



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ここは海抜4.5mです


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やっと辿り着けました!




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萬年寺 山門を上がっていきます



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わーっ 目がくらむ


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18世紀に建立された本堂


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境内から七見の海が見下ろせます。
「立山連峰が幻想的に浮かび上がる日もあります。自然現象で雨晴れに関係なく‥」とのことでした。



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庭園には 能登キリシマツツジ


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路地にあるキリシマツツジ古木(樹齢200年)、 見頃は5月6日ごろでしたぁ


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石垣の間に咲いていた深紅の躑躅、 魅せられました。


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樹齢300年の 藤ノ木

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「自然界の神仏でもある草花に癒され、心なぐさめる花の寺でありたい」
広大な敷地に様々な花木が植えられている。 キリシマツツジには
「わが子を慈しむように」植えているのだそうです。




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「七見」のバス停で {宇出津駅前ゆき}に乗ります
乗ったバスが これまた ちぃちゃー 可愛くて、これ何人のりなの?


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バスは山から下りて 海岸沿いに走ります

宇出津駅前で降り 天日干しの魚などを買い、お手洗い済ませ
 穴水ゆきのバスに乗ります。いま来た路線を 戻るわけです。
穴水駅
帰りの「のと鉄道」、2両編成のブルー きれいな電車なのに
乗ったのは私一人ではありませんか?


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曇り(汚れ)ガラスを指でこすってみたけど 取れず 諦めたら、
運転手さん、水出しワイパーをかけてくださった。
 けれど取れず。 互いに苦笑


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鹿島駅は桜のトンネルで有名、4月に来ましょう


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どこかの駅で 高校生たちが大勢 乗ってきたけど
平日はこんな感じなのかなぁ

今回、「のと鉄道」を利用して、なんだか 応援したい気持ちでいっぱいになりました。





      

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雪の大谷ウォーク

夏の立山は 何回か ゆく機会がありましたが、雪の立山は初めて。
今、大手の旅行会社でも ツアーを組んでいる人気コースでありますが。
私は地元の 北鉄航空の「立山雪の大谷ウォーク 日本一の落差称名滝」
このコースが シンプルでベストだと思いました。¥6.480
何しろ 出発も帰着も 自宅から歩いて5分のジャンボボール前だったから。
時間的にも利便。

5月4日(木)8:00出発
39名のほぼ満席 快適バス。一人参加なので隣が空席 楽ちんでした。


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北陸自動車道・立山ICから立山駅方向へ。 車窓(右側)からの 常願寺川上流




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桂台、立山アルペンルート入口。 室堂までバス1台が¥51.820   
日本一高い通行料なのだそうです 所要1時間。マイカーは通行禁止なり。



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どんどん山道を上っていきます。


美女平を経由して更に上がっていきますと 左側眼下前方に称名滝が見えます。

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日本一の落差350mを流れる「称名滝」、大観台から。
今日は 2連の滝が一気に流れ落ちているのが眺められました。(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!
次から次 バスが来るので 車窓からの しばしの間でしたーぁー。
「滝見台園地」へのルートは雪が多いため まだ(5月中旬まで)通行止めとのこと。ザンネーン。



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雪の壁に入ります。


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雪の大谷でもバスがすれ違っていきます



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雪の大谷のど真ん中で バスが止まりました。駐車場の空き待ちです。

既に配られてあった弁当(笹ずしの)を誰からともなく食べ始めました。
11:35 私的には早い昼食だったけれど ここで食べておいてよかったです。




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「室堂ターミナル」の屋上から、 中央広場(バス駐車場)、
右に さっき通ってきた「雪の大谷 入口」が見えます。




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室堂平に登って、「雪の大谷・パノラマロード」方面を見降ろす


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   左に降りて行くと地獄谷(立ち入り禁止)      みくりが池温泉、 右側下にみくりが池


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このロープの下が あのきれいな「みくりが池」だとは思えなーい。
いまは 雪に覆われて真っ白!

紫外線の照り返しが半端じゃないから、 サングラス 不可欠であったなぁ


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この割れ目から雪が解けていき 池となる、 のかも



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雷鳥は 雪原を歩き、みくりが池 室堂平周辺の
ハイマツを縄張りにしているので 時折り顔をのぞかせるという。
この辺り 立ち入り禁止区域になっています。

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立山3.015m の(大汝山)雄山頂上を仰ぐ。 みくりが池 方面から


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オランダから来たという女子大生二人、
「はい 砺波のチューリップ・金沢の城・兼六園 みてきました」
「キューケンホフは電車で通り過ぎるだけで見に行かない。私たちは他の公園に行きます」とのこと
そうなんだぁ





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雪の大谷の上の方で 豪快にスキーをやっている人がいます。


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「雪の大谷」ウォーク、 今年は20年ぶりの大雪で 19mもの雪壁に。歩いてみます。

あんな そんな寒いところにはいきたくないと がんと決めつけた友達がいたけど
雪原を歩くと汗ばみました。ダウンはすぐ脱いで 清冽な空気がとても気持ちよかったです。
好天に恵まれたゴールデンウイークの最中、今日一日で6.000人 ご来場とのことでした。


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帰り道 砺波の山の上に広がる 「夢の平スキー場」へ行きました。
遠く右手に立山連峰・左手に富山湾が見渡せる 見晴らしのいい場所です。
春は水仙畑 秋にはコスモス畑にして スキー場の活性化を図っています。









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