立山・みくりが池
5月に雪の大谷へ バスツアーで行った時、「みくりが池」は深い雪で覆われていました。
その時に「この雪が解けて 綺麗な水面が見られる頃に もう一度 来てみたい」と。
日本で一番 標高の高いところにある温泉 という「みくりが池温泉」
そのホームページを見ていたら「写真教室」が設定されてある 日がありました。
10月1日
JR金沢06:52発で、1時間かかって(新幹線は25分だが …)富山に着きます。
各駅停車はゆったりしていて これもまた 味わい多いものだと思う。
乗り降りする人を見ているだけでも そこの風土 と言うか 成相が解るような気がします。
地鉄富山駅08:57発の特急「立山駅」ゆきは「ダブルデッカーエキスプレス」という
観光列車を連結。その指定席券は出発30分前から販売される仕組みになっています。
だから
ここに早めに着いて並ばねばなるまいと思ったしだいである。今日は日曜日 登山客も多い。
( 電話申し込みでは 9月27日にもう締め切りました という。 そうなんだぁ )
3両編成の真ん中の車両が その観光列車、 2階建!である
元は京阪電鉄を走っていた車両なんだそう
懐かしの 常願寺川(下流の方)を渡っています
立山連峰の稜線を こんなに はっきり目にするのは久方ぶりである。
「 仰ぎ見~る立山連峰 ♪ ♬・・・ 」と 思い出します富山県民の歌
常願寺川(上流の方) 景勝地で 電車は止まってくれました。ご覧くださいと
称名川(源流 称名滝) 立山駅(千寿ケ原駅を改名) 立山ケーブルカー
立山ケーブルカーは
地鉄立山駅から ブナ坂を1.3km 7分間で 美女平駅(標高977m)まで
2つのトンネルを 曲がりながら上っていく。日本一急勾配な地点もある。
美女平から 「立山高原バス」で 室堂ターミナルまで 約1時間。
( 山の環境保全を考慮した ハイブリッドバス 配備という )

車窓から 「 仙 洞 杉 」
幹周:10.5m 樹高:34m
落差日本一 「 称 名 滝 」
次回は滝の下から見たいと思う。11月がいいよ 紅葉がきれいだから と教えてもらった
七曲峠をゆく。この辺りは 周り一面 豪華絢爛な紅葉の彩であった。
「雷鳥」 そう出会える鳥では ない
また来てね という事ね。
変わらずに 悠然と。 雄山頂上 大汝山 室堂展望台から
やってきました! みくりが池 ♡
立山の噴火時に 水が溜まった火口湖である。
水深:15m 周囲:630m
雪渓が まだ ここに(手前池の渕)残ってたょ~
ロープの中に入ってはいけません
あの雪のある時も 今、ない時も:環境保全のためです。
逆さ立山
立山 と 薬師岳
みくりが池に ハイマツの緑と紅葉 映る薬師岳
室堂の 小池さんたち
ミドリが池 と 立山
月か 太陽か
上手く撮れました!? 綿毛になったチングルマ
初めての写真教室
セキヤ先生ご指導
高山植物、ここは もう晩秋を迎えている。ミドリが池に見つけた 赤い実「ナナカマド」
下の方から 雲海がたちこめてきました
雲海 と 地獄谷の噴煙(火山ガス)
はるか下に富山平野 日本海を見下ろし、「日没の夕焼け」を待っているのだけれど・・・
後ろを振り返ると アッ 立山に 鳥?! 鳳凰みたい
紅い 飛行機雲!
肉眼では 凄く赤く見えた。
10月2日
05:15 ロビー出発で 早朝の立山の 朝焼けを 撮りにゆく。
希望者のみ であったが、早起きして出る。ところが、下駄箱のカギがない!靴だせない!
(そう 昨日、忘れないようにと 防寒着のポケットに わざわざ入れ直しておいたものを)
タイムアウトであった。これからはメモ書きでもしておかなくては と がっくりする。
みくりが池温泉の屋外は、まだ薄暗く ひんやり寒い。そこから
石段を登っていったところで 立ち止まり、 立山連山をぐるっと見渡す。
皆さんの姿は どこを探しても見当たらず どうしょうかと思った。
こんな 誰もいない山の上に 独りいるなんて、思っただけでも恐怖になる。
程なくして 少し慣れてくると
この山々が包んでくれている 深い寛容のようなものを感じいるようになってくると
なにやら 畏敬の念が 湧いてくる。
そう 立山は江戸時代まで 女人禁制の厳しい山岳信仰の山だったのだ。
そんな神聖な場所に立ちながら 恐怖?
そこいらを 行きつ 戻りつしながら 立山の空が赤くなる を待つ。
ア~ 出てきましたー! 赤い空 💛
待ったかいがありました。
ものの 1分2分で徐々に消えていきました。その後は二度と出てきませんでした。
不思議な 自然現象に 感動し、 しばし感慨。
早朝の地獄谷 エンマ台から
火山ガス観測ステーションが 傍に。こんなところにあるんだぁ-
登山客 まだねてるのか? トレッキングシューズ
帰りは 雨にけぶる。 紅葉もしっとりと美しい。(バス前席から)
立山は 「マイカー」乗り入れ禁止 になっていますが、
アルペンルートの交通手段は完備されていて とても利便。
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