4月2日
加賀市大聖寺は
同じ県内ながら 遠いところ という思いがあり曖昧な記憶のさ中にある地でした。
江戸時代に 加賀藩 前田家の分家として栄えた 10万石 城下町であった。
そんな遠いとこから 通ってきている友人に ある日、
「大聖寺川の舟は 桜と紅葉、どの季節がいいのかしら?」と聞く。
「( ^ω^) 桜の咲くころが 絶対いい!」と。
丁寧な手書きの案内をいただいたので、桜の咲く日を待って 出かけました。
旧大聖寺川の静かな川面を 8人乗りの小舟が 船頭さんの案内で往復します。
何処までも古を辿える 自然 感です
船着き場の近くに 深田久弥(日本百名山の著者)山の文化館があります。
大きな銀杏の木があり、秋には嘸かし見事なことだろうなぁ…
間違えて 上流の方を歩いていた時、 黒い可愛いカモ?が
下流の方、 さっき舟で往復した旧大聖寺川を 上から眺めてみようと
遊歩道を 歩きます。
川の土手に 咲く花
大聖寺藩の初代藩主は 金山、銀山をひらいたり、九谷焼を興したり、茶人でもあったそう。
映画の撮影にも使われた…と
長流亭 見えます
長流亭:大聖寺三代藩主前田利直が休憩所として川のほとりに建てた 江戸時代初期の建造物。
小堀遠州が設計したとも言われ 国の重要文化財になっています。
藩主たちは 茶をたしなんだり 肘掛け窓から釣りを楽しんだり…
と 船頭さんの お話にもありました。
長流亭の敷地内(旧藩邸の一部)にある「江沼神社」です。
藩祖前田利治と菅原道真を祭った学・芸成就の御利益がある
そして
江沼神社の入口 へ 出てきました。
熊坂川が大聖寺川に合流する 木のモニュメント
熊坂川通リの桜並木
福井県から流れてくる熊坂川と 大聖寺川が合流して 流れて行く場所
桜と川と 竜金花
夜、 柴山潟の噴水が ひときわ青く輝く。 幻想的
ごちそうさまでした。
4月3日
いたかった肩こりも 少々楽になって、帰り道は どこに寄って行こうか と考える。
先ずは スマホに自宅までのナビを設定する。
あとは 道任せで 目に付いたところで駐車することにします。
雪の科学館? 新しい 興味深々 凄くいい場所です
ここにも 立派な桜がありました。
その斬新な建物の脇を通っていくと、 ワ~ 柴山潟 になっているんだぁ
カフェもある
中谷宇一郎 雪の科学館である
前方は 小高く建設された ひろーい 広場!
も少し経てば きれいなグリーンになるでしょう
その 入口付近
子供たちが 雪の結晶などを学びにきてるのかしら
篠原古戦場 に寄ってみました。 首洗池が今も物悲しい
整備されて流れる 大聖寺川 ここにも桜並木があります。
小松空港の前を通り過ぎてから 左手に入って行くと安宅の関に
安宅住吉神社にのぼって いってみます。
弁慶の松 があります。
亀の 手水洗が 珍しいです。
いつもは通らない道を 走ってみました。
清楚で立派な建物が目に入り 何だろう…
根上町の庁舎でした。初めて見ました。
奥に入って行くと こんもり盛り上がった
裏庭にでます。
森 喜朗内閣総理大臣就任記念 ひときわ赤い桜が一本、目に付きます。
なんて長閑な田園風景なんでしょう… 向こうに JR特急が走ってゆきます。
形のいい桜が ずらーっと 間隔良く広い裏庭の半周を取り囲んで
美しい日本の春が ここにある、 と思っちゃいます。