函館・小樽・札幌 紅葉巡り
10月21日(日)
家を06:00に出て、小松空港から羽田に降り立つ。
久しぶりに ツアー旅行に参加しました。
羽田発の函館空港着14:05、貸切バスで2泊3日の紅葉めぐりです。
「香雪園」に入って行きます。見晴台という地域、紅葉の名所でもあります。
明治30年ごろ、岩船峯次郎(呉服商)により造成された13ヘクタールの園。
大正時代に来函した知恩院貫主が「雪の中に梅香る園」と言われこの名称に。
北海道内で唯一の 国指定文化財庭園である。
凄い 立派な木立ちが ずーっと続いて。温室や茶室 ゴルフ場もあります。
紅葉が 始まっています。
そこからバスで移動。
異国情緒漂う 函館「元町」坂の街に着きました。
1854年に、元町に「箱館奉行所」が設置される。
各国の領事館や洋館 異なる宗派の教会などが立ち並んでいます。
函館聖ヨハネ教会
上がったり下がったりの坂道に 人力車がまつ
カトリック元町教会
大正時代に建てられた「茶房・菊泉」、「美鈴コーヒー」看板が。
異文化を取り入れた和洋折衷な建物が この高台に軒を連ねています。
マンホールの 蓋 道端の 小菊
八幡坂 函館港が見えます。
上方に 函館山 ・ 旧函館区公会堂 ・ 広場に 四天王の像
左方に 旧イギリス領事官(開港記念館) 元町公園、 ここは「日和坂」
ペリー提督が見た HAKODADI
函館港に 陽が落ちてゆく!綺麗な夕日でした。(車窓から)
大沼に向かってバスは走りました。
函館からは28㎞ 車で40分。
「大沼国定公園」に着きます。
直ぐに
遊覧船に乗り込みました。
「大沼湖 ナイトクルージング 」のはじまりです。
暗い湖の中、ライトアップされています。
駒ヶ岳のビュースポット 秀峰が向こうにみえていました。
紅葉も 好機です。
大沼は 駒ヶ岳(現在も活動する活火山)の噴火によって 川が堰き止められて出来た湖、
この大きな湖には 大小 120もの小島がある と聞きました。
それらは 5万年~3万年前の大噴火で溶岩が流れて出来たもので
「流れ山」というのだそうです。流山は
バスが走っている道のわき 駒ヶ岳の裾野に 大小いくつもありました。
大沼は冬(1・2月)に結氷(20㎝以上)するから 氷上での遊び
ワカサギなどの釣りが 楽しめるという。
冬にも来てみたい と思っちゃいます。
公園内では いろんな催しがありました。
クーポン券で頂いた「パンプキンポタージュ」
おいしかったぁ
花火が何発も打ち上げられて 歓迎ムードいっぱいに
何組かの 「よさこいソーラン舞踊」 乱舞で喝さいを浴びていました。
夜も更け 大沼ちかくの食堂で途中夕食、
毛ガニやジュンサイなどの和食膳でした。
ようやく鹿部温泉に着く
無駄に広い・・ルームと思ったが
MISUZUの焙煎珈琲やコーヒーミルが
備えられてあって 気をとりなおす。
鹿部温泉の好泉質と香り高い珈琲で
今日一日の疲労が 飛んで行く。
10月22日(火)
鹿部温泉から 函館・五稜郭公園 昭和新山 有珠山 洞爺湖・サイロ展望台
と観光し ニセコ温泉で泊まります。
部屋のカーテンを開けると 朝日が、 「オーシャンビューだったんだ。」
8階の窓からは 駒ヶ岳が! 大自然の中のホテルだった。
バスで函館・五稜郭に向かいます。
「五稜郭タワー」のエレベーターで 展望台に上がってみました。
うあ~
特別史跡 「函館・五稜郭」の全容が 一目で眺望できました。
1階には 土方歳三(戊辰戦争の最後 箱館戦争で戦死)のブロンズ像。
「五稜郭公園」を歩いてみました。
元町にあった「箱館奉行所」が 今は ここに移転されてあります。
高速道路に入り
左手に 新幹線「函館 北斗駅」が見えてきました。
北海道新幹線は現在、「新函館・北斗駅」まで。「札幌」へは5年かかるそうです。
洞爺湖の畔に来ると
バス 右手に「有珠山」の全容が見えてきました。
洞爺湖畔を右折して山の方に上がっていきます。「昭和新山」が見えます。
標高398m、麓の駐車場から見上げると 赤茶色して目立っています。
いつも湯気を上げている活火山なんだそうです。
そもそもは普通の農家の麦畑であったのが
昭和18年末から隆起、翌19年に噴火が始まって2年で400mの火山に。
現在は一般の人の登山は 危険なので禁止されている。
駐車場から 見上げる
「昭和新山」の麓から ロープウエイに乗り、「有珠山」にのぼります。
ロープウエイを降りて 出たところを 左方向へ しばらく下りて
また 長ーい石段を登っていきます。リタイヤする 同輩たちもいました。
有珠山の頂上は こんな姿に なっています。
洞爺湖 昭和新山 (有珠山展望台から)
有珠山でした。
ロープウエイで降りた駐車場ちかくに「クマ牧場」があります。
来た道を戻り、洞爺湖をぐるりと回って サイロ展望台に着く。
サイロ展望台から 「洞爺湖」が一望できます。
今から10年前、福田内閣の時に「北海道洞爺湖サミット」が開催されて脚光を浴びる。
ニセコに 向かいます。
「羊蹄山」が見えてきました!
「羊蹄山」は蝦夷富士とよばれ 富士山に最もよく似た山 だといいます。
ニセコの町は
羊蹄山、ニセコアンヌプリ、藻岩山に囲まれ 尻別川(清流ランキング1位)が流れる
山系の美しい所である。
近年 経済開発が目覚ましく、「ニセコ町景観条例」が政策として施行されています。
道路などに電線はなく それだけでも景観が すっきりと整備されていると思います。
大自然の中の全室スイートルーム 「丸ごと蒸しキャベツに
キッチン(用具類全て)完備だが パルマ産生ハム添え」
滞在するのなら ともかく・・・。 これは美味しかった
温泉は ツルっと肌にやさしい。
10月23日(水)
ニセコ温泉から バスで小樽へ
午後は札幌・北海道大学の銀杏並木へ
道の駅・サーモンパーク千歳で鮭の遡上を見学し
新千歳空港から羽田に帰ります。
朝 窓を開けてみる。「ここがニセコ! 霧が立っている辺りは 尻別川?」
小樽に着きました
小樽運河
港町の物流諸点、石造 倉庫群 ガス灯の 散策路が続いています。
昼食は
元銀行の建物をそのままレストランにした食堂で 握り寿司定食。
その後
2時間の自由行動 という事で 早速 地図を広げて コースを考える。
小樽も又 坂の町であった。港町から ずっと上の方に小樽駅があります。
歩いてゆく途中で これなに?
街の真ん中を横断した線路が 埋め立てられてありました。なんと
北海道最古の鉄路、北海道開拓を支えた重要な鉄道だったのだと。
日本で3番目に開通した鉄道でもある という。
そこを更に上に歩いていくと
「小樽駅」に当たりました。
道内最古(昭和9年)にして 国の登録有形文化財。
4番線に「石原裕次郎ホーム」があるそうです。
大きな交差点を 更に左折して 港町に向かって下りて行きます。
ナナカマドの大木に 大房な赤い実がついていて 目が留まりました。
この通りは 北のウオール街、縦横に堅強なビルが建ち並んでいます。
「日本銀行 旧小樽支店」は 現在、「金融資料館」に なっています。
守衛さんが見守っていました。
窓口カウンター、天然大理石が模様入りで美しい ため息ものであります。
ここは金庫室、 1億円を持ち上げる、 体験が出来ました。
さらに道路を 下りて行き 右手 通りに歩きます。 小樽の繁華街です。
名店を 覗き歩き 食べ歩き・・・
ルタオ本店 店内
札幌に向かいます。
北海道大学構内に入ります
バス通りからすぐに 銀杏並木になっています。
車も通れる広い道です。
この黄金色・こがねいろ が 見たかったのです。
突き当りを左折すると 池があり 学生食堂があり・・・
この 目が覚めるような黄色に出会えて つく付く 運がよかったぁ~ と思う。
新千歳空港に向かいます
途中、サーモンパーク千歳で鮭の遡上を見学
そこを出てから 空港に向かって走ると
日の丸のついた あの飛行機がいました。
日本政府専用機です。
海外の首脳会議に向かう総理大臣に限らず、各省の大臣や天皇陛下、さらには
海外にいる日本人の救出 などの目的で 世界中に飛び回っているのだ と。
パイロットは自衛隊 戦闘機を操縦できる 腕のある人たち。
任務のない時は ここ(自衛隊千歳基地)の倉庫にいて、
北海道上空で訓練飛行を行っている のだそうです。
2機ある。
新千歳空港に着きました。
東京羽田行き 出発が 午後8:00 だから
1時間半もの 待ち時間があります。夕食は摂っておくべき
2階に上がり、北海道の美味しいものを と物色していると
「ラーメン道場」と言うエリアに 長い行列をつくっている。
その最後尾にいたOLに「ここはどんなラーメンなの?」
「海老のラーメン みたいですよ。」
スープは確かに おいしいエビ味。
羽田空港着は 21:40
小松行きは もうない
東京後泊でした。
スポンサーサイト