11月16日(金)
マキノ高原の「メタセコイア並木」の紅葉が見たいと思っていました。
アクセスを調べているうちに、そこへの「日帰りツアー」が目に入る。
京都発着で出発が朝7時。なので金沢からは朝一番で出ても無理です。
そこで、前日に行って 久しぶりの京都を 歩いて見ることにする。
京都駅で 奈良線ホームへ降りて行くと 超満員で人数制限していた。
やっとの思いで乗る。
当初、東福寺か伏見稲荷で降りる予定でしたが
殆どの観光客が そこで降りたので、私は急遽おもいとどまった。
そのまま六地蔵まで行って 醍醐寺へ向かうことにする。
六地蔵駅の改札口で 駅員が
「京都市内ではないので…乗り越し料を」という
「え? ここは宇治市になる…」
地下鉄で醍醐駅、地上に出て 醍醐寺行きバスに乗りました。
総門 唐門 仁王門
醍醐寺は 桜の咲くころが いいみたいです。
地下鉄に戻り 蹴上駅で降り 地上に出る
徒歩15分で 南禅寺に着きました。
南禅寺の三門(この山門は日本三大門の一つ)から法堂の方向
法堂(南禅寺の公式法要・行事が行われる建物)
内部を隙間から覗いてみると
須弥檀上中央に本尊釈迦如来
天井には「幡龍」が。
南禅寺の境内に疎水の水道橋があります。
アーチ型で すごい。
芸術鑑賞的な建造物、感動する。
右の石段を上っていくと
「南禅院」がありました。
亀山天皇、離宮の遺跡であり 南禅寺発祥の地といわれる。
鎌倉時代の代表的な 池泉回遊式庭園は
心静かに観賞する場所、
真にそう思いました。
南禅寺を出て
銀閣寺の方向に歩くと 禅林寺があります。
通称は「永観堂」といわれていて モミジの寺としても有名。
秋の「寺宝展拝観」券を購入して 入って行きます。
釈迦堂
古方丈
室町時代の本格的な書院造り、
6間からなり「松鳥図」「群仙図」の襖絵が。
臥龍廊(がりゅうろう)を渡り、振り向くと 多宝塔が見えました。
唐門の内側 御影堂 鐘楼
阿弥陀堂から石段を下りて左方に 「放生池」があります。
境内は何処も紅葉が美しく 大勢の人垣も お祭りのように賑わっいました。
楓橋を歩いて左手の庭、 いろは散紅葉というか とてもいい色合いでした。
永観堂の「みかえり阿弥陀」とは
遅れるものを待つ姿勢
思いやり深く周りを見つめる姿勢
そして
自分自身をかえりみ、人々と共に正しく前へ進む姿勢。
阿弥陀さまの私たちへの想い
なのだそうです。
11月17日(土)
朝7時、京都駅0番ホームに立つ。
行先表示が「団体」となっている列車に乗りました。
滋賀県 琵琶湖の北部にある「マキノ駅」で降ります。
マキノ駅に着くと すぐに マキノ高原に向かって歩きます。
そぼ降る雨の中を 荷物もって傘さして 4㎞も歩きました。
このツアー「ウオーキング」が目的という事を忘れていました。
「メタセコイア並木」 紅葉の見頃は まだ先の感じでした。
マキノ高原スキー場は 霧雨にかすんでいました。
またマキノ駅に戻り
次は
長浜駅で降ります。
長浜のステーションから 見えるのは 伊吹山?
長浜の街を自由散策 たべあるき。
次は
近江八幡の街を1時間半、そぞろ歩き
八幡堀
帰り
近江八幡から米原,「しらさぎ」で 帰宅は20:30になりました。