国立西洋美術館・都立美術館・飯能市
7月7日(日)
国立西洋美術館では 開館60周年記念「松方コレクション」展を開催しています。
神戸の川崎造船所(現川崎重工業)の初代社長を務めた松方幸次郎が1910~20年代
欧州各地で蒐集した美術品のコレクションは 3000点以上にも上るそうで 驚きです。
2016年に世界遺産になっている国立西洋美術館ですが、
そもそもは
松方コレクションが戦後、フランシスコ平和条約により
フランス政府の所有に帰していたのであるが その後
1959(昭和34)年 フランス政府の好意により
その一部が日本に返還されることに成った。
その際の 条件が提示され、
ル・コルビュジェの設計で建設する美術館に、
松方コレクションを展示 という経緯があったのである。
「ル・コルビュジェの建築作品・近代建築運動への顕著な貢献」
と言う名称で 日本のこの美術館も世界文化遺産に登録されたというわけ。
今回の「松方コレクション展」は、
ゴッホ、ルノワール等 名高い画家の絵の数々。その中の一つに、
数奇な運命をたどり 上半分が欠損した状態で約60年ぶりに発見された
モネの大作「睡蓮・柳の反映」があります。
汚れや傷みが酷くて 1年間にも及ぶ修復が 保存修復家たちによって
慎重に作業され モネ独特のアクセントが蘇ったものを見る事が出来ました。
しかし
この大作がたどってきた過酷な「歴史」を想うと 真に感慨深いものがあります。
特別室では
全体像を推定したデジタル画像が公開されていました。
(最先端のデジタル技術や人工知能(AI)技術を駆使して)
カフェレストランから中庭を見る
出口から前庭を見る
常設展示室から中庭を見る
東京都美術館
4月10日から7月10日まで「クリムト展・ウイーンと日本1900」をやっていました。
開催最後の日曜日 と言うことでもあるのか、そぼ降る雨の中を 長蛇の列でした。
チケットを持っている人いない人 関係なく もう公園の中から2列に並ばされて。
ウイーンを代表する画家グスタフ・クリムト(1862-1918)は
華やかな装飾性と世紀末的官能性を合わせ持つ作品で人気があり
今回の展示作品は過去最多ということです。(総数約120点)
クリムト没後100年を記念する展覧会であり
その油彩画は25点以上、その中には初来日の「女の三世代」が
目を引きました。
19世紀後半のヨーロッパ・ウイーンでも日本美術が人気を博し、
クリムトや同時代の画家たちの作品にも日本の金箔を使った作風を
取り入れて描いている、「そうなんだぁ」と 今更ながら 頷く。
7月8日(月)
天気予報通り 晴れました。
今年の東京は 記録的に日照時間が少ないそうです。
平年の50%とか60%と報じています。
朝6:00
窓の下、 朝はやくから体操しています
昨日の雨風で 誰かが傘を 飛ばしてし舞ったのでしょうか
蓮は すっくと茎をのばして花を咲かせます
弁天堂を背に
上野不忍の 蓮池の花、 見頃は 7月から8月初めまで。
今日 初めて「西部池袋線」に乗ってみました。
池袋駅から秩父の方向・所沢 自衛隊のある入間(いるま)など経て
飯能(はんのう)駅で降りました。
新しいです。 急行電車の背もたれが 頭を支える部分まであるよ~
駅構内に あの懐かしいムーミンが。
階段を下りて北口にでる。
予定は 山の中の日帰り温泉へと思っていたのですが、
「メッツァ行き」のバス停に行列ができていまして 聞いてみる。
「子供の遊園地?」「いや 年代問わず いいトコロですよっ」
で 急遽 のってみました。
直通バスで10分、
広い駐車場の他にも 高層の大駐車場が完備してある。
山を切り開いた静かな場所で 興味津々してきました。
「メッツァ」入り口
うわっ これ何?
楽しい気分にしてくれます。
メッツァ ビレッジ
女子たちが 犬ズレでやってきて 並ばせていますが
ワンちゃんたち 2秒たりともジッとしていません
宮沢湖を眺めて ああいいところだ
北欧風 ムーミンバレー
ここから中は 入場料が要ります。
だが
5時までに羽田空港 なので 時間たりません
また来てみたい場所 ですなぁ
白い山野草 赤い実
今来た道 帰ります
18:18 雲の上
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