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紅葉の軽井沢

軽井沢へのアクセスは 北陸新幹線が開通した4年前から殊に 行き来 しやすくなりました。
しかし
10月12日 台風19号の甚大な被害で
北陸新幹線は 長野駅から上越妙高駅までの 運転が不可となり,  遠回りを案内し続けていました。
25日、26日の予定はどうしたものかと、運転の再開を待っていたのですが、らちが明かない様子。
ようやく 23日になって、「25日から再開 24日11時から予約可」という発表が出たのである。
行く前日になって やっと切符が買えた 次第である。

10月25日(金)
朝から雨、ほんとうに雨の多い年なんだなぁ…と つくずく思う。
「今日から北陸新幹線運転再開」ということで 金沢駅にはTVカメラが待機していました。
ホームで「はくたか」を待っていると 直前に「MROですがインタビューお願いできませんか?」
「おひとりですか」「どこまで…」「途中 止まっていましたもんねー まにあいましたねー」
      『ギリギリ 間に合って よかったですー。ほんとうに!』

ということで 予定通りに 行くことができました。

軽井沢駅北口 バス乗り場4 「急行 塩沢湖ゆき」に乗る

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「塩沢湖」バス停 で降りる。


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泥川(1級河川)橋を渡ると
「軽井沢タリアセン」入口に

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雨の中 水が溢れんばかりに噴き出ています

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特大のカボチャをあちこちに飾り ハローウィーン

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「ペイネ美術館」を出ると 泥川の曲がり角に。 
泥川も 塩沢湖も 水があふれたそうです。


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塩沢湖の坂を上ってきました。


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雨に濡れた切り株に ツヤツヤのキノコ
 (食べられても食べられなくても ここでは採ってはいけない)禁止



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「深沢紅子野の花美術館」挿絵原画などを鑑賞。
1階 レストラン・ソネット でランチ


大雨の影響で 山手から下りる石段の道が通行止めになっていて
結局は遠回りして塩沢湖畔に下り、「睡鳩莊」に辿り着いた。

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睡鳩莊:(旧朝吹登水子別荘)
昭和6年に建てられた木造の洋館は
経年変化の感はあるが素晴らしいです。
2階の素敵な各部屋に 
特別展(コスモス画家・荒木幸史展)が開催されていた。


「軽井沢の景観」になっています

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塩沢湖のほとり・タリアセンを出て
バス停に戻ると
軽井沢高原文庫がバス停前にあります。


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高原文庫館の前庭に「野上八重子書斎」があり
裏庭に「堀辰雄の山荘」移築したものがある。


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反対側のバス停傍には
移築された有島武郎別荘「浄月庵」があります。
1階は「カフェ・一房の葡萄」


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高原文庫石垣の中に「犀星」の字が…。



10月26日(土)
長い雨があがって 今日の軽井沢天気予報は 待望の晴れ☀マークです。

「雲場の池」が 紅葉の名所だということを 最近になって知りました。



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雲場の池 中間あたりの木橋



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上流は、 川がサラサラと流れ来ています。
ここで戻ることにする


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池の反対側の景色 様子


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純白ワンちゃんズ 元気のいいこと!


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きれいだったので Mさんにline送信

「六本辻」ラウンドアバウトに戻り
雲場通りを駅に向かう

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駅ちかくなった道の左手に
「軽井沢草花館」がありました!
軽井沢に自生する草花を愛した石川功一画拍の
加賀友禅を彷彿とさせる色彩に 魅せられてしまいました。

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小さな個人美術館に 上皇ご夫妻がひょっこり見に来られたんだそうです。



  IMG_0071.jpg 道端に咲く白菊
秋の紫陽花 IMG_0073.jpg





11:45 軽井沢駅北口エレベーター前集合
同窓の10名で「思い出の軽井沢」をマイクロバスで周ります。


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「音羽の森」で 近況紹介ランチ会
その後
懐かしの「三泉寮」に寄りました。

卒業のための合宿研修してから もはや半世紀が経つ。

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中には入れなかったけれど、記憶を辿ることはできる 懐かしい。
坂道を上がったところに 樹齢1000年の「大樅の木」がある


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旧三笠ホテル
明治38年に竣工した 日本人の設計による純西洋風建築で、国の重要文化財。
文化人 財界人が多く宿泊したことから「軽井沢の鹿鳴館」と呼ばれていた。
各客室には、白いタイル張り 現在の洋式トイレと変わらぬ形に改めて驚く。



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ここが 軽井沢発祥の地である。
カナダ人宣教師 アレキサンダー・クロフト・ショウ
によって創設された 軽井沢最古の教会。
この奥にある
「ショウハウス」は 軽井沢の別荘の先駆けだという。

マイクロバスに乗って 旧碓氷峠の細い山道を上っていきます。
駐車場で降りて 坂道を歩いていきますと

「見晴台」に着きました。

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長野県と群馬県の県境になります。


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浅間山 妙義連峰 南アルプス 八ヶ岳 などが眺望できるところです。



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長野県側になるのかなぁ…ダゴール像。

戻りは下り道、それからまた別の坂道 上っていきます と
車道の左、石段を登っていった先に「熊野皇大神社」がありました。




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この神社 県境に立っているので
左側が長野県のもので 右側が群馬県のもの なんだと

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IMG_0129.jpg 車道を渡ったところに店があり
作りたての「峠の団子」を皆で買ってかえりました。


さっき上って来た旧碓氷峠を下りて

「室生犀星記念館」に入ります。

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「わぁ きれいな苔」



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室生犀星の軽井沢の別荘は 本当にきれいに保存されています。
聞けば、軽井沢町教育委員会によって整備されているとのこと。
犀星は 母校・金沢市野町小学校の校歌をも作詞されていますし
恐れ多くも 身近な偉人 なのです。










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青森・ 奥入瀬渓流 & 八甲田山

9月26日(木)
羽田発の JAL「イケちゃう!東北(東京発)」という お得設定で青森空港に着きました。

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ターミナルビルは 今年リニューアル完成したばかりできれいです。
座席が隣同士で話が弾み、ホテルまで乗せて頂いた青森在住のNさん


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部屋のカーテンを開けると 「おっ 海が! 陸奥湾?」
すぐに 荷物を置いて外に出る
「アスパム」から左方向にベイエリアを歩く。

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左:ワ・ラッセ  右:ベイブリッジ


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昔の線路が残されている
メモリアルシップ「八甲田丸」が そこにあった。
昭和53年 札幌から車で帰る際に 青函連絡船に乗った
ような記憶から ちょっと懐かしく中に入ってみることに。
 

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「八甲田丸」船上から 陸奥湾が一望できた。
北海道に行く折に上空から見る陸奥湾、本州最北の美しい地形に
いつも 感嘆の言葉を発して 見おろしていた場所である。

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チケットが付いていたので 「ホタテ小屋」にはいってみる。
冷たい水槽に帆立貝がいっぱい入れてあり そこで釣り上げれた個数を
網焼きにして食べれるのである。とれたて新鮮だから おいしかった。

9月27日(金)
今日も朝から天気がいいです。


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太平洋側から 日が昇りました。 これで東西南北を確認する。


昨日チエックイン時に もらった「周辺マップ」を見ると
「善知鳥(うとう)神社」へは 2分だと。実際は5分かかった。

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昔、青森市は善知鳥村と言われていて 
ここが 青森発祥の地となるそうな。



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神社の正面入口右に「奥州街道終点記念の碑」の黒御影石に目が留まる。

徳川家康が全国支配のため 江戸・日本橋を起点に各地を結ぶ
5つの街道を整備し始め、2代将軍秀忠の代に基幹街道に定めた
その1つが奥州街道である。そして終着地がここ。不知を知る。

由緒ありそうな と思いながら 参道を歩いていると
後ろから足早に きっちりと参拝していく高校生風男子
それから勤め人らしき男性も。なんと律義な若者と感心。
 健康を祈願する。

左奥に「龍神の水」が勢いよく湧き出ていました。

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パワースポットらしい


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龍神を彷彿とさせる 池の鯉

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おやゆびに いつまでも止まっていた赤とんぼ



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ホテル前の交差点の角に 鉄のオブジェ、 
指先洗ってみる。冷たい水で気持ちよかった。

駅に向かいます

8:55発のシャトルバスで午前は「三内丸山遺跡」観光予定が、
待合室で「十和田湖行き JRバス フリー切符」というのが目に入り
券売機で それを買ってホッとする。と同時にハッとする。 
 目の前で シャトルバスを見送ってしまったのである。

仕方なく 青森駅で人の行き来を眺めていました。
1時間も。バスの本数が少ないのです。

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青森駅の改札口        東口⑪番のりば 9:55発の JRバス
          「十和田湖行き」に乗って奥入瀬渓流に向かいます。

バス車窓から

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十和田八幡平国立公園・八甲田山連邦が見えてきました。
ここで バスの音声ガイドがあり
「八甲田雪中行軍(せっちゅうこうぐん)遭難事件」は
明治35年1月、日本陸軍歩兵が青森市街から八甲田山の田代新湯に向かう
雪中行軍の途中で 210名中199名死亡という世界最大級の山岳遭難事故
があったのです、あの山です・・・


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「萱野茶屋」バス停で8分間停車しました。
ここらあたり一面、見晴らしのいい緑地帯公園が広がっていました。

 手作り弁当を持ってきて あの大きな木陰で1日過ごす。最高だろう。
本読んだり 絵描いたり 寝転がったり と言う光景をえがいてみる。


そこから間もなく八甲田ロープウエー山麓駅に
ここでは 乗客が数人ばかり降りました。

城ヶ倉温泉(近くに有名な城ケ倉大橋がある)

酸ヶ湯(すかゆ)温泉(濁り温泉・千人風呂)



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木漏れ日のトンネルを走っていきます。

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バスは「睡蓮沼」で少し止まりました

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ここらあたり 高山植物が美しく 紅葉し始めていました。

    
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バイクが追い越していきます。

蔦温泉に5分停車。
大きな銀杏の木が黄葉し始めていまいた。

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十和田湖温泉郷から奥入瀬渓流へ


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この橋を渡って、奥入瀬渓流に向かいます。

焼山(やけやま)を過ぎると


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「石ヶ戸(いしげど)」に着きました。
ここでバスを降りて 渓流沿いの自然道を歩くことしました。


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右手振り返ると 「熊出没 ⁉」


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画家がここで絵を描いていました そんな感じに画材が置いてある。


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馬門岩(まかどいわ)は 十和田湖(上流)にむかって左側、
車道脇に聳え立った大きな岩壁。右下が渓流になっている所。
複雑に切り立った断崖のような 岩石が続いていて すごい。


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あの高原の茶屋で買った おおきな「塩鮭おにぎり」
本当に おいしかった。
清流のそばだから
よく歩いたから。




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阿修羅の流れ


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ここら辺まで来ると、遇う人ごとに「雲井の滝はどこですかぁ」
「すぐそこ すぐそこ‥」皆さんは そう言ってくれるけど
歩き疲れてきたのです。


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この橋の横に 歩行者用の木橋があって渡ります。 
ここから まだ 30分は歩いた


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雲井の滝は 車道の下をくぐって 渓流に合流しているのです。
ここまで ずっと歩いて来て やっとわかった。

奥入瀬渓流は 10年ほど前に ツアーで来たことがあり
そのときは 石ヶ戸あたりを10分ほど散策しただけだった


もう時間だし 帰ろうと思って そこのバス停の時刻表を確認
するが 持参のパンフレットのそれとは 違っていた!
傍にいた他の人も「おかしいねー」

次のバスには 1時間もあるし、
「銚子大滝」まで行くことにする。


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「あ~   来てよかった」
銚子大滝は 奥入瀬渓流で見られる 数ある滝の中では 「ハイライト」

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銚子大滝の上、上流はとても静かな流れで 好い場所でした。


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青森行き最終便 16:16発で
八甲田ロープウェー駅前に着いたのは17:48
期待していた星は、見えない空でした。
チラホラ灯る 明かりも薄暗くて
バスを降りたとたんに
心細くなった。




9月28日(土)
昨日は、目標歩数1万歩 以上は歩いたので 足がつるのではないかと
心配だったけれど
ここの温泉、多種多様な効能が書いてあった通りに 良く効き
爽やかな 朝をむかえました。

さぁ 初めての 八甲田山へ

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山のススキは 殊にきれい
前方はスキー場 ゲレンデ

ロープウェー山麓駅にいきます


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樹海の上を ゴンドラ(定員101名)に乗って上がっていきます。
山頂が見えてきました。


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ロープウェー山頂公園駅を出ると
うっすらと 岩木山(いわきさん)が見えていました。



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高山に咲く花や実は とても愛おしい



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左から、赤倉岳1,548m  井戸岳1,550m  大岳1,585m   

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湿原へ 上がったり下りたりしていきます。八甲田ゴードライン

 
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田茂泡湿原

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湿原が 黄金色に輝いていました。
湿原がこんなに美しいものとは! 目をみはるばかりでした。



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冬・ 美しい樹氷原になる




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 赤倉岳、  遠くに青森市街・陸奥湾を眺望できました。


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1977年に公開された 映画「八甲田山」の 俳優陣など展示されている。












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