八重山諸島
八重山諸島は沖縄県である。ああそうだったねとクイズを解いたかのように頷く。
毎年1月2月に、ことさら寒い北陸にいると 暖かい南国に思いをはせます。
石垣島に行ってみよう と計画を立てたのは 2年前のことだったが
計画倒れになって 忘れかけていた。
この一年は 新型コロナ感染症の影響で、日本の経済状態も深刻化したため、「GoToトラベル」という政策が打ち出された。旅行が35%も安く行けるのである。
11月18日(水)
石垣空港へは 羽田空港経由か那覇空港経由か、(小松空港からのダイレクトがなく)
空港での待ち時間も含めて 長ーい空の旅になる。北海道より遠いのだなぁ と実感。
「 なんくるないさ~ 」と書いた備品が お出迎えです。
市街地までは 路線バスで50分、ホテル到着は6:30になった。
外に出て夕食を物色して歩くというのは この「お年頃」には無理
と ホテル内のレストランを予約しておいて よかった。
ホテル2Fにある「大浴場」は
「加賀温泉郷」にでも入ったみたいに、口コミ通り。
良かった。
11月19日(木)
朝食レストランは 新型コロナ感染を防ぐために マスク着用をはじめ ナイロン手袋(食品を取る手のみ)をして、テーブルの人数制限は 「三密」にならないように 徹底 係員が誘導している。
それにしても 宿泊者の多いのに驚く。平日なのに。
今日の予定は、八重山フェリー会社の現地ツアー「西表島 由布島 竹富島の観光・三島めぐり」。
Web予約済み で現地払い。観光35%引き+地域クーポン券付き で顔が自然に綻ぶのであった。
8:30 大型観光フェリーで石垣港を出発し 約40分で
西表島の大原港に着く。そこで 小さな観光船に乗り換え
「仲間川クルーズ」に出ました。
「仲間川」は 想像していた以上に大きな川で、
生えているマングローブや松など、
自然界の壮大さに驚異しきり。
西表島は 八重山諸島の中では 面積が一番大きい。
けれども 人口が一番少ない島なのだそう。人口密度日本最小?
島の大半がジャングルで、濃い原生林に覆われた山岳、滝、川、
熱帯、亜熱帯の野生生物の宝庫(国の天然記念物)なのである。
トウキビの生産地、イリオモテヤマネコは絶滅危惧種として有名。
大原港からバスで ジャングルを左手に美原まで行き
そこの砂浜で 水牛車に乗り「由布島」に向かいます。
由布島までは500mくらい、遠浅の海の中を黙々と水牛が歩きます。
「由布島」は 面積0.15㎢、周囲2km、人口20人。
椰子の木や 様々な亜熱帯性植物が自生している。
4万本という。鳥のさえずりも賑やかに聞こえた。
島全体が「植物楽園」といった 小さな島である。
「これ パパイヤ!?」
蓮の花が 青色だった!
向こうに見えるのは「小浜島」
大原港に戻り そこから 高速船で「竹富港」に入る。
港から10分間ほど バスに乗って行くと
道中は流石だ。きれいな景色が広がってきた。
大もの シーサーが歓迎。
この水牛車に乗って
竹富の石垣の町を観光した。
石垣に囲まれた家々の庭には 年中、ブーゲンビレア ハイビスカス。
冬でも半袖で過ごせる。しかし、夏は焦げるように暑い・といわれた。
竹富港に戻り
そこから連絡船で石垣港、離島ターミナルに帰着。
石垣港には ここ出身の有名人の銅像がある。
若い人たちって 一瞬でポーズ決めちゃうんだね。
11月20日(金)
朝、カーテンを開けると 海が見える。
あぁ やっぱり もう一日 滞在したかったなぁ
海辺の敷地? 隣のインターコンチネンタルのゴルフグリーンかぁ
「真栄里ビーチ」に入っていきます。
プライベートビーチなので整然としています。
誰でも 入っていいんだそうです。
きれいな浜辺だった。
あlっ 白鷺が 飛び立つ。
10:50 南ぬ島・石垣空港発 羽田行きに乗る
上空、眼下を眺めていたら あっ!すごいー
「白保サンゴ礁」が見えてきた。
石垣島の東岸に位置する南北12km、幅約1kmに渡って
多様なサンゴが生息。特に 青珊瑚礁は北半球最大規模なんだそう。
「石垣島の最北端まで サンゴ礁が広がっているんだー!」
今回は とんで行き、とんで帰ってきた 勿体ない旅 だったけれど
よっかた! 本当にそう思う。
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