紅葉の季節・日光へ
10月29日(土)
朝8時に息子が迎えに来てくれて 車で出発。
北陸自動車道を北に走る。直江津で関越自動車道に入る。
途中、有磯海SA 米山SA などに寄り
その土地の名産を物色、ちょい食いしたりする。
左、日本海が ズーッと広がっています。
「 荒海や 佐渡に横たふ 天の川 」・芭蕉
右、「妙高山かね?・・・ちがう?」等と言いながら 走る。
群馬県に入って、雨雲が ザァーと降った。 後に「あっ ニジ 虹が!」
群馬県と栃木県の境にある標高2,578mの白根山
界隈を上ったり下ったり
尾瀬沼、鬼怒沼、丸沼、と大きな沼が点在する。
ブナ・ミズナラ・針葉樹林帯の山道が続く。
こんな山ん中に 温泉郷が あるんだぁ。
やがて そんな山あいを 下りていく隙間に、 オヤ!
「あの山は 何だろう!…… お願い。戻って 」と
車 もどして もらって、 撮った写真。
下りてゆく途中で、また見えたので、 もう一度 止まってもらって撮りました。
「 そうだ、あれが きっと、なんたいさん 男体山だとおもうよー」
この時、自分は未だ 男体山の存在を よく把握していなかった
見えたり隠れたりしてきた山の 裾野が、 間近に迫ってきました。
あー 長い道のりだった~
やっと着いた。日光 中禅寺湖!
紅葉の まっ盛り、中禅寺湖を右手に 眺めながら走ります。
「今日は、華厳の滝を 見て おきましょうね・・・」
大きな交差点を右折、 どんどん山手に上がってゆくと
やっと「華厳の滝 観漠台駐車場」につきました。
午後4時 すぎる。
後ろに 男体山(標高2,486m)が 鎮座しています。
車を降りると 感覚は 平地並なのだけれど。
この駐車場の標高は 自分の思考とは随分ちがう。
「ここは、高い場所なんだね。」「 そうだよ。」
チケットを買って
館内館内エレベーターで 下に降り、
更に歩いて 階段を 下りていかなければならないのです。
観漠台に着きました。!
わ^~! 「華厳の滝」
男体山の噴火によって出来た中禅寺湖の
唯一の流出口なのだと!。
落差: 97m
海抜:1,269m
中禅寺湖の湖水は
湖尻から滝まで流れる 200mほどの短い川、
「大尻川」を流れ
この滝(華厳の滝)から落下して
大谷川 (日光、今市)に流れ
やがて
鬼怒川に合流し 利根川へと 流れていくだと。
滝は 爆音たてて 渓谷を流れ落ちていきます。
凄ーい所です。
すぐ右後方にも 轟音を立てて流れ落ちている滝あり。
壮観だった。
午後5時、暗くなってきました。
ここから ホテルへ向かいますが。
「いろは坂」を走ることにしました。
これが、大変であった。U字の山道が続き、車の大渋滞に填まってしまったのです。
予約のチエックイン時間 オーバーする~!。アワアワ 携帯で連絡いれます。
どうにか、夕食時間に 間に合った。
この近くに牧場があるらしく、牛ステーキは本物の味だった。 朝に頂いたミルクもグー。
10月30日(日) 晴れ
今日の予定は、
日光東照宮、ランチ、中禅寺湖・イアタリア大使館別荘辺りの公園、帰りは白根山を通る行程。
車での観光は移動に便利である。けれど 駐車場の空きなど心配する。
ナビ案内で 東照宮の参道の右手を 上って行くと 3カ所あった。
年のせいで、坂を歩くシンドさが 頭にあり、
一番上の駐車場に止めることが出来て、よかった。
駐車場から 歩いて
上がって下りたところで「五重塔」が目に入る。
その近くに 東照宮・入場券売り場があり
その横、 石段を また上る。
ここは、 参道からは 大分高い場所になります。
左手に
神厩舎の長押に彫られた猿の彫刻は
人間の一生を風刺している。
「見ざる・聞か猿・言わ猿」。
こんなところにあったのだぁ! と思った。
この先 右手、急な長い石段を上って行きます。
ようめいもん
「陽明門」
「平成の大修理」で極彩色の輝きを取り戻した、国宝である。
門の随所に故事逸話や聖人 賢人 唐子などの彫刻が施されていて
その数、500以上 という。表にも裏にも凄い 彫刻です。
いつまで見ていても見飽きないというので、「日暮の門」とも呼ばれていると。
進んでいくと 前方に
からもん
「唐門」
唐門は、御本社(本殿・石の間・拝殿)の入り口に建てられている
日光東照宮で最も重要な 正門である。
貝殻の胡粉が施された彫刻は 清楚な白が際立っていて 美しいです。
唐門を 潜って入る事は出来ません。
右手入り口から靴を脱いで下駄箱に入れ、行列に並びました。
場内撮影禁止です。
極彩色が あまりにも綺麗だったので そこから外を撮る。 横に祈祷殿 向こうに陽明門が見える。
拝殿で祈祷の後
「御守り」を買った。
白檀の芳香、プーンと放っていて
江戸・徳川の威光を感じる
、
東回廊の門の上に「眠り猫」の木彫あるということだったが、
暗くて急な木の階段、のぼっていくうちに
どこにあるのかわからなかった。
そこから
家康公が眠る 東照宮の奥社に行ける
しかし 長い石段は 207もある。
掲示板に書いあるのを見て 残念ながら無理と判断。
息子に「ここで待っているからスマホで撮って LINEで送ってくれる?」
受信した画像を確認する。
戻って
唐門の場所から出た その先に
これは なんだったっけ
陽明門 下りたところ 右手に
「薬師堂」があった。ここはお寺 だと。靴を脱いで お参りしてきました。
駐車場に戻り、昼食に向かう。
参道の入り口あたり、赤い可愛いバスが 私たちの車の前をゆっくり走る。
見ると 最高速度 20Km 書いてある。
右に4輪 左に4輪、
小さなタイヤ8輪が一斉に クルクルに回って おもしろ~い。
日光グリーンスローモビリティ と車体に描いてありました。
調べてみると
1.Green:電気自動車なので環境にやさしい
2.Slow:じそく20Km未満でゆっくり
3.Safe:低速なので安全
4.Small:ちいさい。狭い道路も通行できる。
5.Open:窓がないので解放的。外の景色や風を感じられる。
次回があれば、また日光に来ることあったら、
これに乗って観光してみたいと思いました。
日光金谷ホテルの「百年ライスカレー」が美味しい というので
そのコースをネットで予約しておいたのである。それが!である!
車のナビを設定して発車してもらった まではよかったのですが、
道は「いろは坂」に入って 渋滞に紛れてしまったのです。
「なんでまた いろは坂に 入ったン? 東照宮の近くなのに」
「エっ? 中禅寺金谷ホテルにしていた ワ~・・・」
後の祭りであった。
第1いろは坂 も 第2いろは坂 も この期間、一方通行だった。
引き返すことは 出来ない。2列車線でノロノロとU字の山を行く。
山の紅葉を愛でるには とても良い坂道 山道なんだけど………
この渋滞は 想ったより酷ーい!。あと何回 折り返しがあるのん?
予約の 13:30には 到底 間に合わない。
動転しながら
ホテルに 電話、あれこれ 交渉を試みる。
結果、
14:00までに「明智平」に着けたら
中禅寺金谷ホテルの「カフェ」の方で 同じ物を用意できます。
と おっしゃってくださり、それでお願いする。
しかし 車は走れない。途中ヒートアップしている車が何台もいた。
やっと 明智平14:05、
そこから左折、スピードあげ 追い越しかけて やっと カフェに着く。
2時間もの、ロスであった!
ところで、明智平 というところは
第2いろは坂を 登りきったところにある 山の要所なのだった。
広ーい駐車場と軽飲食店、トイレがあり、この時点、ごった返していた。
ロープウェイの駅があり
標高1,373mの展望台からは
男体山、中禅寺湖、華厳の滝、
周囲の雄大な山並みが一望できるので
観光客で にぎわうところ であったのだ。!
気ばかり焦っていて
おなか 空いたような
そうでないような変な感じであった。
牛肉のあじが 美味しいカレーだった。
「時間くったから 白根山は寄らないよ………」「そだね」
「イタリア大使館別荘の方は…いける?」「また 戻るんだよ…」
で、対岸まで戻って もらう。
ここは、 地図を見ても 場所が判断しにくかった。
車道 脇の駐車場に止めてから、中禅寺湖に下りて そこから 散策コースなっている。
英国大使館別荘記念 公園
イタリア大使館別荘記念 公園
遊覧船が、目の前を通っていった。
中禅寺湖・イアタリア大使館別荘の中から
夕日。 英国大使館別荘記念公園
夕陽は 沈んでしまったけれど
この遊歩道、 ああ やっぱり良かったわぁ
日光 中禅寺湖 満喫 ♪(/・ω・)/ ♪
息子に感謝。
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