仁淀ブルー・モネの庭・牧野植物園 と 大山・鳥取砂丘
ひさしぶりに ツアーで旅行しました。
集合が 新大阪駅 07:00 なので金沢からは 前泊しなければなりません。
6月8日(水)
新大阪に午後2時頃に着き ホテルに荷物を置いて 地下鉄で大阪城に向かいました。
何度も見てきた名高き城ですが、今日は 周りをゆっくり 歩いてみようと思う。
大阪城は、
戦国時代に豊臣秀吉が 石山本願寺があった場所に築城。
江戸時代に2代将軍徳川秀忠が 天守閣 石垣・堀など再構築。
昭和6年に 市民によって復興 整備されたという
歴史を刻む 国の登録文化財であります。
何といっても、石垣が凄い。
堀の周りは
緑豊かな森林・公園が続いていて こころ休まる場所です
6月9日(木)
07:00 新大阪駅の集合場所で 添乗員さんにチエックを受け
07:35 新幹線ひかり531号で 08:24 岡山駅に着く。
のりばを変えて
08:52 特急「南風・なんぷう」3号で 高知駅に 11:30 着く。
アンパンマンの絵が描かれた列車
車内の天井もアンパンマンである。
始発時と終着時だったか
突然
「みなさまっ ご乗車ありがとうございます………」
と あの元気で可愛い声が流れるのです。
これはいい響き。聞くこちらも確実に元気が出てきて
今日も一日 頑張ろう という感じになります。
瀬戸大橋を渡り 四国の真ん中あたりの山河を走り 終点高知につく。
待っていた貸し切りバスで 「中津渓谷」にむかいます。
途中 昼食レストランに寄る
「わら焼きカツオ」体験し、それを定食と共に頂いたのですが、
本当に美味しかった。さすがに ご当地・旬のカツオだと思いました。
その後
仁淀川に沿って 細い山道をバスは ズンズンと走っていきます。
支流の一つ、「なかつかわ」橋のそば(終点)でバスから降りる。
渓谷の入り口から 遊歩道が整備されており ガイドと共に散策します。
上がったり 下りたり ちょっとタイヘン
ここらで もどろうか
真近に見る「仁淀ブルー!」
水が澄んでいて きれいな清流です。
空は、 どうにか 雲間に陽を差してくれている。
みなさん 口々に「雨がふらんで よかったねー」
6月10日(金)
08:00 高知城下の宿を出発して 北川村にある「モネの庭」マルモッタンに向かいます。
バスは 坂道を上っていって、野草が自然豊かに生えている小高い山の上にありました。
フランスより正式に名前をもらい、「モネの庭」と名乗ることが出来るのは
本家と併せて 世界に2つしかない のだそうです。
入り口の石段上ると 涼しそうに水が流れ落ちていました。
道なりに 草花を愛でながら歩きます。
太鼓橋に着きました。
睡蓮の咲く池
本家から株分けされた 紅い睡蓮が いっぱい咲いていました。
( ここでは 青い睡蓮も咲くそうですが、6月下旬~10月だと )
バラのアーチ
水の庭から ボルデイゲラの庭に行ってみます。
モネの絵画と同じ風景 とか。
この素晴らしい「モネの庭」を1周してきた場所で 同じツアーの方と出会った。
「きれいだわね~…… ジヴェルニーのモネの庭に行かれたことありますか?」
「あります! でもここの方がいい…」と微笑まれた。 私も同感であった。
バスで昼食の場所へ
ホテルの13階にある レストランはオーシャンビュー
土佐湾を一望でき 桂浜も見える素晴らしい眺めだった。
つぎは
そこから30分ほどで 高知県立「牧野植物園」に到着。
牧野富太郎博士(1862-1957)は 高知県佐川町出身の植物学者。
94年の生涯において 約40万枚の標本、蔵書は4万5千冊、
新種や新品種1,500種類以上の植物を命名したという。
日本の植物分類学の基礎を築いた一人であると。
温室に入っていきます。
温室の水槽で育てられている「「大オニバス」
ブルー睡蓮、 温室だから早く咲いたのかしら
8ヘクタールという山の敷地に
博士ゆかりの植物約3,000種類が植栽されている。
研究型の園内であり、ほとんどが 野生種で四季を彩っている。
来年春(2023年前期のNHK)朝ドラ「らんまん」で
牧野富太郎博士の天真爛漫に生きた物語が放送されます。
北國新聞にも記事載ってました
たのしみです。
16:13 高知駅を出発して
20:31 新大阪駅に着きました。
仲良くなったツアーの皆さんと ここでおわかれです。
( このツアーを決めた時に、「WEST EXPRESS 銀河」というのを 目にしました。
大阪往復の労が省ける「この機会に 鳥取へ行っておこう」との考えで
銀河の予約も取っていました。)
それで、
そのあしで 電車乗り換えて 大阪駅に行きました。
22:22 京都から 特急「銀河」が到着して 乗車する。
22:28 大阪を出発 ( この銀河鉄道、山陰地方・出雲まで行く 夜行列車であります )
車内で 夜食弁当 配布される
おにぎり弁当だった

23:48 姫路駅で1時間停車、みんな 名物「駅そば」を食べにホームにでてる。
00:42 買ってきて 列車内で食べてみるも、醤油味こいかなという感じだった。
6月11日(土)
06:02 生山(しょうやま)駅では「銀河」歓迎隊? 山に囲まれた里。
06:34 ここの名産はトマトで、 ジュースを買って飲んでみた おいしい。
電車は ガタゴトするし、やはり よく眠れなかった。
( 予約時には 「リクライニングシートのみ空席あり」だったから仕方ないのだった )
6月11日(土)
07:46 米子駅に到着。 ホームで 銀河特製・朝食弁当を もらい
改札出口にむかった。
米子(よなご)駅は 隣接の敷地で大きな新築工事をしていた。
山陰の主要駅なんだぁ と ここに来てみて 得る知識かな。
初めて?の鳥取県
1泊2日で 何を見る?
先ずは、「大山」を堪能したかった。
「大山(だいせん)は 日本百名山の三番目です。」とタクシードライバーが説明。
「二番目は?」というと 「北アルプスの槍が岳」…と 一生懸命にガイドしてくれた。
NHK「日本名峰ランキング」視聴者の人気投票で3位に選ばれた ということだった。
それほど誇らしい 大山(伯耆富士・ほうきふじ 、出雲富士ともいう)なのである。
大山まきば「みるくの里」
牛乳たっぷりのソフトクリームが美味しくて
「わざわざここまで 食べに来る人が多いんですよー」と。
さらに上の方角にある
大山ますみず高原 天空リフトに乗ってみました。
晴天の日には 日本海まで スッキリ見渡せる よい場所なんだと。
リフトで上っていく時に 前方が濃霧で暗く、人も周りにいないので
恐怖心が募った。今日は土曜日なのに リフトは上りも下りもガラガラ
コロナのせいか 。
けれども 移動中に下を見ると
自生の草花が 健気に咲いているではないか。 気が紛れてきた。
予約のホテルに 15:00 チエックイン
6月12日(日)
鳥取県といえば、砂丘です。
折角きたんだから、「この機会に見ておきたい 鳥取砂丘」ということで 調べると
米子駅からは 94.6Kmもの距離があり、電車やバスでは 想像以上に 時間がかかこと判明。
帰りの電車に 間に合わない、やばい。
結果、高齢者の運転 気にはなったけれど、レンタカーで往復することに 決めました。
08:00 米子駅ちかくのレンタカー店で 車のナビ 設定し「鳥取砂丘」を目指して出発。
米子東IC から鳥取ICまで自動車自動車道を ひた走りました。無料の山陰道です。
時々「碧い日本海」が眺められて 気持ちのいい道のりでした。1時間35分の走行。
無事に砂丘 駐車場につきました。
木目の階段を上ると 砂丘がひろがっています。
ハマヒルガオ 東西16Km 南北2Km。 日本に こんな砂丘があるなんてー
右方向から 砂丘に上ってみます。
砂地を ゴボッゴボッと上っていくと ラッキー「 風紋 」があった。
風紋の上に ポンとスニーカー跡 のせてみた。
崩れ落ちる砂 サラサラです。
砂丘のトップ と 日本海
凄いです
「馬の背」と 日本海。 こうなっていました。
「ハマ二ガナ(浜苦菜)というんですよ 砂地に根を張って あちこちに咲いています」
砂丘ボランティアの女性に 教えてもらいました。
汗かくほど もう夏の天候だった。
晴れてよかった。
雨だったら
ゲゲゲの鬼太郎「水木ロード」あたりへ行ったかも。
14:25 米子駅発 特急「やくも」で岡山・新幹線のぞみで新大阪・特急サンダーバードで
20:56 金沢に やっと着きました。疲れたけれど予定通りに事が運んだことを 神に感謝。
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